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〔えびす神〕 |
縁起 ： 土庄港より徒歩五分大木戸の西端、潮渡山の屋根麓に鎮座。本殿は流れ造り、拝殿は十字形複合式の屋根 に丸瓦を葺き、唐破風の向拝をつけた入念な神社建築である。拝殿前の春日灯ろうと狛犬は見事な彫りである。応和 二年八月の創起とされている。 |
〔大黒神〕 |
縁起 ： 小豆島バス坂手線池田中学校前下車、徒歩八分、宝亀山上に鎮座する。延長四年、応神天皇上陸の旧蹟に 石清水八幡宮より勧請し、池田八幡宮と奉称され、小豆島五社の一つである。例祭は十月十六日で古来より池田の太 鼓祭りという。 |
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〔弁財天〕 |
縁起 ： 醍醐天皇延長四年の創起とされている。鎮座地は応神天皇小豆島御遊幸の旧跡で、天皇行在所の跡と伝え られており、京都石清水八幡宮より御分霊を勧請したという。社殿がはじめて建造されたのは判然としないが、近世初 期慶長十年の棟札に屋根葺替が記されている。神社の森は香川県指定天然記念物である。境内の石灯籠一対と石 鳥居は町指定文化財である。 |
〔毘沙門天〕 |
縁起 ： 福田港より徒歩二～三分葺田の森に鎮まる神社である。ウバメガシ、楠等樹齢数百年の神木が覆う神域となっ ている。応神天皇御遊幸の際、里人田中に仮宮を建て刈穂でその屋根を葺いておもてなしをした。その跡この地に祠 をたて天皇を奉祀したのが起源である。後、延長四年に小豆島五社八幡宮よりご神霊を勧請した。 |
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〔布袋尊〕 |
縁起 ： 延長四年の創起で、小豆島五社八幡宮の一で伊喜末八幡宮と奉称された。応神天皇上陸の旧蹟に石清水 八幡宮より心霊を迎えて奉祀したものである。もと郷社であったが明治十八年、十月故あって村社となる。 |
〔福禄寿〕 |
縁起 ： 土庄港より車で五分。双子浦バス亭より徒歩三分。社殿は富丘山頂にあり、松柏繁り、背に青門山、前面に瀬戸 の海を隔て、はるか矢島、五剣山を望み風光佳絶。社伝「小豆島肥土庄別八幡宮後縁起」によれば、八幡大菩薩の御 宣託により、応神天皇小豆島御遊幸の跡と伝えられる塩土山の地に、後醍醐天皇延長四年強と石清水八幡宮の御心霊 を迎えて奉祭した神社。 |
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〔寿老人〕 |
縁起 ： このお宮は治承四年の昔、地区住民の希望で、衆議により、地域の平安と、住民の健康長寿を願い、京都石清水 八幡宮より、御神例を勧請して建立した。その後、貞享三年から、毎年五月三日の当神社例祭には、地区住民による農村 歌舞伎が上演されている。舞台は国指定重要有形民俗文化財である。 |
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